出版社内容情報
現代において刑法はどのような機能を営むべきか,刑法が社会統制の手段として
どんな役割をもつべきかという見地からの新教科書。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
107
最近法律ミステリーを読み始めたせいかこのような本を取り出してきて眺めています。私は刑法の本は團藤先生の本と藤木先生の本を少しかじっただけなので本格的に勉強したことはないのとしかも経済学徒なので門外漢ですが読みやすい気がしました。基礎理論の「犯罪理論」、総論の「犯罪成立の一般的要件」は参考になりました。2016/10/04
北条ひかり
2
7時間58分。カセットテープ。東京都立図書館と音訳者さんに感謝。刑法で結果無価値論の立場を取る人にとってはバイブル的な存在。古い本なので、トレンドの論点には触れられていないところも多いが、読む価値はある。改正刑法草案に対する評価その他は読み流しても構わないと思う。山口や西田を読むのに疲れたら、ざっと読み流すといいと思う。2016/09/17