人権ライブラリイ<br> 刑事裁判の光と陰―有罪率99%の意味するもの

人権ライブラリイ
刑事裁判の光と陰―有罪率99%の意味するもの

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784641030657
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C1032

内容説明

日本の刑事裁判の有罪率は99.86%に達する。まさしくジャパン・アズ・ナンバーワンであり、わが国刑事司法の“光”である。しかし、死刑囚の再審無罪の事例にもみられるように、刑事司法には“陰”の部分も存在している。そしてその多くは充分に社会に報道されていない。本書は、元裁判官と弁護士による、刑事裁判に潜む陰の部分に光をあてた現状報告書である。

目次

プロローグ 刑事司法の栄光と悲惨
1 ある日突然に!(Y君のケース)
2 壁に向かって長いこと立たされた(芸大バイオリン事件)
3 自白はこうして作られた(鹿児島夫婦殺人事件)
4 有罪に向かって押し流される被告人(撚糸工連事件から)
エピローグ 誤判はなぜ起こるか(米谷事件の流れを追って)