内容説明
本書の第一編では、ロック及びモンテスキューの権力分立論の概要をうかがい、第二編では、アメリカ及びフランスにおける権力分立制の成立の跡をたずねた。二人の大思想家の所説は、権力分立論の代表的古典であり、二つの国の憲法における権力分立制の採用は、早期に、しかも、きわめて徹底的に行われていて、権力分立の制度的実現という点からみて、特別の意味をもっている。
目次
第１編 権力分立論の成立（ロックの権力分立論；モンテスキューの権力分立論）
第２編 権力分立制の成立（アメリカにおける成立；フランスにおける成立）
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