内容説明
判例を実務的観点からあらためて整理しなおし、冷静・緻密に、そして大胆に「実務の指針」を提示!雇用における男女差別が裁判で争われるようになって三十余年、裁判の積み重ねが、女性の働き方を変え、立法にも大きなインパクトを与えている。均等法改正を目前にしたいま、女性労働に関する判例を網羅し、体系づけ、今後の方向性を示す意欲作。判例を職業生活の各ステージに分類しつつ、「性差別と人格権」を正面にとりあげた、法曹実務家・研究者、働く女性のための信頼できるパイロット。
目次
第1章 性差別と人格権
第2章 募集・採用
第3章 パートタイム労働と派遣労働
第4章 賃金と昇進・昇格
第5章 配転
第6章 家族生活
第7章 母性保護
第8章 労働時間
第9章 労働災害・疾病
第10章 退職・定年
第11章 解雇