ソフトロー研究叢書
国際社会とソフトロー

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641010048
  • NDC分類 329
  • Cコード C3332

内容説明

我々が規範として従っているのは、国の法律に典型的に見られるような、最終的に裁判所でその履行が担保されるようなものに限られない。そのような、法律ではないが事実上規範として働く法、それがソフトローである。ソフトローは、ビジネスの世界をはじめあらゆる世界に広く見られる現象で、これらを抜きにして法律だけを見ていても、現実の社会は見えてこない。本シリーズは、ソフトローの姿を明らかにし、体系化をはかることを目指す。第5巻では、国際社会におけるソフトローについて検討を加える。

目次

第1部 国際法(現代国際法学と「ソフトロー」―特色と課題;国際法学におけるソフトロー概念の再検討;いわゆる「非拘束的合意」についての一考察―日中共同声明(1972年)の法的非拘束性の再検討
海洋秩序の維持におけるソフトローの機能―漁業資源の保存管理と海洋環境の保護・保全
宇宙法におけすソフトローの機能―市場の公益と調整原理
安全保障輸出管理と国際法
紛争ダイヤモンド取引規制レジームの形成と展開)
第2部 国際私法(国際私法とソフト・ロー―総論的検討;国際契約とソフトロー;国際支払とソフトロー―信用状統一規則の意義と法的性質;国際海商法の統一性とソフトロー―統一法形成における統一規則の意義;ソヌトローの観点から見た国際航空法―国際基準と勧告方式の尊守を中心として;ソフトローの観点から見た国際商事仲裁)

著者等紹介

中山信弘[ナカヤマノブヒロ]
弁護士・東京大学名誉教授

小寺彰[コテラアキラ]
東京大学大学院総合文化研究科教授

道垣内正人[ドウガウチマサト]
早稲田大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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