内容説明
本書は、王権・ジェンダー・引用・喩―多様な視座からそれを追求すべく、物語の内なる声、内なる批評に耳を傾けて読みを深めようと模索しきった、アクティブな試行としてある。物語の原基へ、その混沌の海へ―。王朝文学批評のこころみ。
目次
1 王権・皇権から―光源氏・柏木の罪へ
2 神歌のちから
3 かぐや姫引用―ジェンダーを超えて
4 宇治十帖論―“ゆくへしれぬ”表現史
本書は、王権・ジェンダー・引用・喩―多様な視座からそれを追求すべく、物語の内なる声、内なる批評に耳を傾けて読みを深めようと模索しきった、アクティブな試行としてある。物語の原基へ、その混沌の海へ―。王朝文学批評のこころみ。
1 王権・皇権から―光源氏・柏木の罪へ
2 神歌のちから
3 かぐや姫引用―ジェンダーを超えて
4 宇治十帖論―“ゆくへしれぬ”表現史