目次
柳田国男農政学から民俗学への展開(続)―都市と農村の問題をめぐって
シャマンと憑依―柳田国男の巫女論をめぐって
初期柳田国男の研究と現代民俗学
柳田国男のハレ・ケ論
遠野物語研究序章―その〈実験談〉の世界
遠野物語の時空
物語と語り物―いま柳田国男をどう読むか・物語文学研究
笑いを求めて―柳田国男における「知」
折口信夫の『言語情調論』
折口信夫の「情調」
大正三年の折口信夫―「身毒丸」の成立を中心に
折口信夫の沖縄採訪
〈水の女〉の誕生―「折口学」を支えるもの
論文「万葉びとの生活」をめぐって―素描・形成期の折口学
釈迢空『安乗帖』と田山花袋『南船北馬』―「海やまのあひだ」成立の一過程
折口信夫における啄木短歌の位置
『死者の書』の世界にふれて