志賀直哉―自我の軌跡

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志賀直哉―自我の軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 23X16cm
  • 商品コード 9784640309709
  • NDC分類 910.8
  • Cコード C3393

目次

志賀直哉のあの文体はどうして生まれたか
対比と両立
志賀直哉における距離の問題
志賀直哉・知と観念の指向性
「網走まで」論
志賀直哉『剃刀』をめぐる演習
土村先生という〈罪〉
志賀直哉『濁つた頭』の輪郭
志賀直哉の出発と「白っ児」殺し
志賀直哉における「青春」と「文学」
「大津順吉」試論
「茫の犯罪」解読
「城の崎にて」を読む
「城の崎にて」の構造
「和解」私読
『和解』の構成
「真鶴」論
志賀直哉論
志賀直哉の作家意識と「単調」という小説
いまだ終らぬ行路
反転する感性
次男坊の解脱

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロニ マカロン

3
個人の感想です:B+。志賀直哉の小説の文体や構成、文学的テーマ、読みなど関しての文芸雑誌や大学紀要などに掲載された記事、小論文などを21編集めた本。初期の作品、范の犯罪、城の崎にて、和解、真鶴などを取り上げ、特に長編小説『暗夜行路』に関しては5編の記事が採集されている。『暗夜行路』は志賀唯一の長編でもあり、その前に読んでいた『それから』(漱石)に似たテーマもあるので、興味深く読んだ。その他では『「真鶴」論』(森下辰衛)と『「范の犯罪」解読』(重松泰雄)が2作の論点・構成がすっきりと整理できた2021/05/04

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