出版社内容情報
祭り、応援、炎上、陰謀論――社会を動かしているのは 「見る者たち」だった。
観客は本当に脇役なのか?
【目次】
序章 観客という現象 ─民俗学による「観客」へのアプローチ
第一章 「見る」ことの文化誌 ─まなざしを分節する民俗
第二章 応援団と大向う ─集団的観客の構造学
第三章 観客性の民俗誌 ─バーチャル空間における祭礼・催事・移動の再編
第四章 まなざすものたち ─旅する「観客」の知覚システム
第五章 動く境界としての観客 ─「二者関係」から「三者関係」への転換
第六章 共在の民俗学 ─祝祭性と日常の隙間からみる「集まり」の諸相
第七章 統制されない視線の民俗学 ─野次馬からSNSまで
第八章 再燃する語りの民俗学 ─炎上と陰謀論を支える「観客」の主体性
第九章 観客とモノの民俗学 ─足跡・形見・流通する日常遺産
終 章 観客の民俗学から現代社会へ ─結びにかえて



