出版社内容情報
囲炉裏からシステムキッチンへ――台所の歴史には、日本人の暮らしと食文化の変遷が刻まれている。竪穴住居の炉、江戸の台所、文明開化の西洋料理、ラジオ料理や冷蔵庫の普及まで。本書は、道具・料理・住宅の変化を通して、日本の生活史をいきいきと描く。食文化研究の第一人者・小菅桂子による「暮らしの原点」を見つめ直す名著、待望の復刊。
【目次】
・台所のルーツは(竪穴住居/奈良時代の台所道具/絵巻物にみる台所/すのこ流し/水戸光圀の台所ほか)
・文明開化は台所から(長崎出島の阿蘭陀屋敷/異人屋敷の台所/モースのみた台所/調理具のいろいろ)
・西洋化は料理から(女性誌からはじまった料理の実践/料理講習会さかん/ラジオ料理のはたした役割ほか)
・台所にもハイカラの波(新しい貴金属アルミニウム/大正期は第一家電時代/立式台所のススメほか)
・多様化するキッチン(戦後の食と住宅事情/台所の設備と冷蔵庫の普及/これからの台所を考えるほか)



