古墳時代の繊維―観察と識別の手引き

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古墳時代の繊維―観察と識別の手引き

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  • サイズ B5判/ページ数 112p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784639031130
  • NDC分類 210.32
  • Cコード C3021

出版社内容情報

古墳から出土する前期の銅鏡や中期・後期の武器・武具に付着した繊維・繊維製品は、副葬品の埋葬仕様を復元するうえで重要な手がかりとなる。
本書は、出土繊維の観察方法、素材の見分け方、組織の種類を体系的に解説するとともに、実際の多くの分析事例を集成した初の成果である。豊富なカラー写真を用い、具体的な観察の視点や事例の理解を促す。


【目次】

1.出土繊維の観察方法
 〔原始・古代に使用された繊維製品等の素材と織物の組織〕
2.遺物本体に関わる繊維製品等
  (1)刀剣の柄巻きの種類と仕様
  (2)刀剣の鞘巻きに種類と仕様
  (3)槍と鉄鏃の口巻きと茎巻き
など
3.遺物に二次的に用いられた繊維製品
  〔鏡に用いられた繊維製品とその包み方〕
   ・重圏文鏡(群馬県・成塚向山1号墳)
   ・盤龍鏡(新潟県・城の山古墳)
   ・珠文鏡(埼玉県・入西石塚古墳)
   ・四乳区画紋鏡(同上)
など

内容説明

刀剣の柄巻・鞘巻き、甲冑使用の織物と組紐、鏡の包装仕様等―出土遺物に付着・遺存するこれらの繊維は、古墳時代における精緻な技術体系の実態を今日に伝える。植物繊維・絹の判別から織物の組織・包装仕様まで、多数の実例と図版に基づき体系的に論じた繊維考古学の基本文献となる一冊。

目次

1 出土繊維の観察方法(原始・古代に使用された繊維等の素材と織物の組織)
2 遺物本体に関わる繊維等(刀剣の柄巻きの種類と仕様;刀剣の鞘巻きの種類と仕様;槍と鉄鏃の口巻きと茎巻き等の種類と仕様;小結1 刀剣の柄巻きと鞘巻き等;板甲に用いられている繊維の種類と仕様;小札甲に用いられている繊維の種類と仕様;冑に用いられている繊維の種類と仕様;胡簶・平胡簶・靫金具にみられる伏組繍と縁かがり;馬具にみられる伏組繍と織物;伏組繍と縁かがり等にみられる筬目の平絹;工具等に用いられている織物;小結2 武具、馬具、工具等の織物)
3 遺物に二次的に用いられた繊維(鏡に用いられた繊維とその包み方;小結3 遺物に二次的に用いられた繊維、鏡)

著者等紹介

沢田むつ代[サワダムツヨ]
愛知県生まれ。女子美術大学卒業。東京国立博物館・法隆寺宝物室調査員(非常勤)、同館学芸部法隆寺宝物室・研究員(常勤)、同法隆寺宝物室・主任研究官、企画部保存修復課・保存技術室長、文化財部保存修復課・環境保存室長、東京国立博物館・上席研究員、特任研究員。現在:東京国立博物館・名誉館員。博士(文学)広島大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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