出版社内容情報
古墳から出土する前期の銅鏡や中期・後期の武器・武具に付着した繊維・繊維製品は、副葬品の埋葬仕様を復元するうえで重要な手がかりとなる。
本書は、出土繊維の観察方法、素材の見分け方、組織の種類を体系的に解説するとともに、実際の多くの分析事例を集成した初の成果である。豊富なカラー写真を用い、具体的な観察の視点や事例の理解を促す。
【目次】
1.出土繊維の観察方法
〔原始・古代に使用された繊維製品等の素材と織物の組織〕
2.遺物本体に関わる繊維製品等
(1)刀剣の柄巻きの種類と仕様
(2)刀剣の鞘巻きに種類と仕様
(3)槍と鉄鏃の口巻きと茎巻き
など
3.遺物に二次的に用いられた繊維製品
〔鏡に用いられた繊維製品とその包み方〕
・重圏文鏡(群馬県・成塚向山1号墳)
・盤龍鏡(新潟県・城の山古墳)
・珠文鏡(埼玉県・入西石塚古墳)
・四乳区画紋鏡(同上)
など



