出版社内容情報
インドの地母神・ダキニは稲荷神に置き換えられ、天狗信仰に結びつけられ飯綱権現に転移したり、狐神にされたり、さまざまな弊害を生む迷信俗信を生んだ。ダキニといえば、日本では即座に邪神邪法を連想させる。が、果たしてダキニの本態とはそういうものだったのか? ダキニ信仰とその俗信の本質に迫る。
1988年第一書房刊「ダキニ信仰とその俗信」の改題・新装版。
【目次】
第1章 ダキニ(茶吉尼天)
第2章 ダキニ(茶吉尼天)信仰の流れ
第3章 ダキニにまつわる神々
第4章 飯綱信仰
第5章 狐信仰



