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内容説明
アメリカ北西海岸のネイティブは、農耕とは無縁の生活を行っていたいわゆる採集狩猟民であるが、一方で、奴隷まで存在した階層化社会を作り上げていた。考古学的な遺跡と遺構をもとにした編年研究のもと、ビンフォードに学んだ理論考古学を駆使し、採集狩猟民の社会の実態を浮き彫りにする。
目次
第1章 序章
第2章 生態系:自然環境と人口動態
第3章 アメリカ北西海岸最初の人々
第4章 パシフィック期と近代
第5章 アメリカ北西海岸の生業
第6章 世帯とその外延世界
第7章 社会的地位と儀礼
第8章 戦争
第9章 北西海岸の美術
第10章 結論
著者等紹介
エイムス,ケネス・M.[エイムス,ケネスM.] [Ames,Kenneth M.]
1945年7月生まれ。ジョージ・ワシントン大学からニューメキシコ大学大学院に進み、ワシントン州立大学でPhdを取得。ポートランド州立大学教授を経て、現在、同大学名誉教授
マシュナー,ハーバード・D.G.[マシュナー,ハーバードD.G.] [Maschner,Herbert D.G.]
1959年4月生まれ。ニューメキシコ大学でビンフォードに学び、アラスカ大学大学院を修了したのち、カリフォルニア大学サンタバーバラ校にてPhdを取得。現在、南フロリダ大学人類学・地球科学学科教授・同大学仮想空間分析センター長
佐々木憲一[ササキケンイチ] 
1962年東京生まれの京都育ち。ミシガン大学1986年卒業、ハーヴァード大学人類学研究科大学院博士課程1995年修了、Ph.D.(学術博士)。国際日本文化研究センター講師などを経て、現在、明治大学文学部教授
設楽博己[シタラヒロミ] 
1956年群馬県生まれ。静岡大学人文学部卒業後、筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程単位取得退学。国立歴史民俗博物館考古研究部助手、同助教授、駒澤大学文学部助教授、教授を経て、現在東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

              
              

