出版社内容情報
遙か昔から現代まで、妖怪・怪異は常にわれわれと共にある。
江戸時代は正に蜜月と言ってよく、歌舞伎や浮世絵など様々なところに妖怪たちが顔を出す。文化的側面を中心に、人と妖怪の関わりを鮮やかに描き出す。
妖怪人気の秘密を解き明かす名著、好評の【第六版】刊行。
【目次】
第一章 日本的怪物の原型
おばけ・死せず、かくれるのみ・ぬし・死者の容姿・亡者と鬼・つきもの
第二章 王朝時代の怨霊たち
魂は宙を飛ぶ・たまよばい・百鬼夜行・金毛九尾・さむらいは強い・晴明と小角・血のあけぼの
第三章 妖怪紳士録
空想の復讐・「いわ」と「かさね」と「きく」・足と柳・完成された妖怪たち・お化けは楽し・再び血のあけぼの
第四章 現代と妖怪・幽霊
しんけいびょう・幽霊の復活・郷愁の美学・見たよ見ましたネオンの陰で・ゴジラは誇る
内容説明
妖怪、怨霊、幽霊。おばけの常識。
目次
第一章 日本的怪物の原型(おばけ;死せず、かくれるのみ ほか)
第二章 王朝時代の怨霊たち(魂は宙を飛ぶ;たまよばい ほか)
第三章 妖怪紳士録(空想の復讐;「いわ」と「かさね」と「きく」 ほか)
第四章 現代と妖怪・幽霊(しんけいびょう;幽霊の復活 ほか)
著者等紹介
阿部主計[アベカズエ]
翻訳家・随筆家・演芸評論家。昭和10年(1935)慶應義塾大学国文学科(旧制)卒業。昭和23年(1948)探偵小説「土曜会」(日本探偵作家クラブ)に参加、以後、戦後の探偵・推理小説各賞の予選委員を務める。日本推理作家協会名誉会員。平成18年(2006)6月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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