出版社内容情報
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内容説明
2000年の事件発覚から四半世紀。旧石器発掘ねつ造発覚直後から、著者の2年に及ぶ記録ノートをもとに、全容解明の過程と検証調査の全貌を証し、残された課題を提示する。
目次
第1章 旧石器遺跡ねつ造発覚まで(ねつ造発覚以前;ねつ造発覚)
第2章 宮城県考古学会の検証活動(検証活動スタート;Fコレクション ほか)
第3章 日本考古学協会特別委員会での活動(協会特別委員会との出会い;藤村との面談 ほか)
第4章 残された問題(考古学の課題;残された問題)
資料編
著者等紹介
辻秀人[ツジヒデト]
1950年生まれ。1974年、東北大学文学部卒業。1980年、同大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。福島県教育庁学芸員(1980年)、福島県立博物館主任学芸員(1987年)、東北学院大学文学部助教授(1992年)、同大学文学部教授(1998年)を歴任し、同大学名誉教授。日本考古学協会前会長、東北・関東前方後円墳研究会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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那由田 忠
16
旧石器時代の遺跡があると捏造するために、それらしく加工した石器をこっそり持ち込んでいた人がいた。彼はマジックハンドとしてもてはやされていたけど、彼の発見は全て嘘だった。それを見破れなかった考古学は本当に悲惨だったわけだ。見破るのは難しい話ではないからね。そして彼と共同研究論文を発表しても、誤りをきちんと認めていない研究者がいるそうだ。それが残念だ。 2025/08/16
towerofthesun
0
何が正しくてどの遺跡が捏造なのか? 検証作業に当たった筆者ならではの視点で、騒動勃発から学界内部の反応を書いたレポート。2025/07/21
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