内容説明
日本列島の古代製鉄の実態を、瀬田丘陵生産遺跡群などの詳細な分析・検討をもとに“近江から日本列島へ”の視点で考古学的に論究し、古代日本の国家形成・社会発展の道程を論考する。
目次
序章
第1章 日本古代製鉄の研究動向
第2章 日本古代製鉄の開始について
第3章 日本列島各地の製鉄開始期の様相
第4章 古代製鉄展開期の様相
第5章 日本古代製鉄の開始と展開
第6章 結語
著者等紹介
大道和人[オオミチカズヒト]
1966年茨城県生まれ。1993年同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了。滋賀県文化財保護協会、滋賀県教育委員会・滋賀県文化スポーツ部文化財保護課、甲賀市教育委員会歴史文化財課、滋賀県商工観光労働部観光振興局を経て、現在滋賀県立安土城考古博物館学芸課副主幹。博士(文化史学・同志社大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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