出版社内容情報
縄文時代のはじまりはいつ?
大平山元Ⅰ遺跡、鳥浜貝塚、福井洞窟、泉福寺洞窟など草創期を代表する遺跡や、ウルシやクリなどの植物利用の起源を、最新の高精度放射性炭素(14C)年代測定による研究成果から示す。
内容説明
縄文時代のはじまりはいつ?大平山元1遺跡、鳥浜貝塚、福井洞窟、泉福寺洞窟など草創期を代表する遺跡や、ウルシやクリなどの植物利用の起源を、最新の高精度放射性炭素(14C)年代測定による研究成果から示す。
目次
第1章 問題の所在と研究の目的
第2章 土器出現の年代と古環境―研究史の整理から
第3章 暦年較正曲線IntCal20について
第4章 縄文時代草創期の古環境
第5章 南九州の縄文時代草創期の土器の年代と煮炊きの内容物について
第6章 本州島の縄文時代草創期の土器の年代
第7章 九州北部における土器出現の年代―福井洞窟と泉福寺洞窟の研究から
第8章 鳥浜貝塚における年代学―縄文時代草創期を中心に
第9章 縄文時代草創期の年代学
著者等紹介
工藤雄一郎[クドウユウイチロウ]
1976年千葉県生まれ。国立歴史民俗博物館研究部考古研究系助教・准教授(2009~2019年)を経て、学習院女子大学国際文化交流学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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