出版社内容情報
明日香の地に文化財と景観がいまも良好に残っているのはなぜか?
明日香の魅力は、重層的な歴史空間である。
明日香村では、これまで文化財と景観が一体となって守り、活かしてきた。それを可能としたのは「明日香法」である。本書では、「明日香法」の役割とこれまでの取り組みを振り返り、今後の文化財・景観の保存と活用の展望を示す。
内容説明
明日香の地に文化財と景観がいまも良好に残っているのはなぜか?明日香の魅力は、重層的な歴史空間である。明日香村では、これまで文化財と景観を一体として守り、活かしてきた。それを可能としたのは「明日香法」である。本書では、「明日香法」の役割とこれまでの取り組みを振り返り、今後の文化財・景観の保存と活用の展望を示す。
目次
第1章 明日香法とはなにか(明日香法とは;明日香法制定への苦難(あゆみ))
第2章 「日本のこころのふるさと」を守り活かす明日香法(明日香法と飛鳥の発掘;進化し続ける明日香法―古都保存法から歴史まちづくり法まで;古都飛鳥の保存とその歴史的意義;特別寄稿 明日香法とこれからの景観)
第3章 明日香法から現在・未来へ(明日香法が果たしてきた役割―明日香法制定以後の取組とそれが与えた影響;明日香法と古都保存のこれから;明日香村の未来戦略―未来像/明日香まるごと博物館;写真で読み解く明日香の昔と今)