出版社内容情報
遺跡から出土する陶磁器は、歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。
本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる 生活文化史のシリーズ第17巻である。
内容説明
遺跡から出土する陶磁器は歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる生活文化史のシリーズ第十七巻である。
目次
奄美群島の古墓に供献された陶磁器
唐津焼の創始時期―天正廿年銘茶壺をめぐる問題
近世後期地方窯における磁器技術の伝播と受容
疱瘡患者と死者のための陶磁器
日本海沿岸へ運ばれた備前焼狛犬の歴史像―紀年銘・作者銘・寄進者銘と保存・継承に見る地域性
鞆皿山窯址の陶磁史上の個性と歴史像―遺跡の保存・継承と、3D測量の成果と課題にふれて
続・マジョリカ陶器の物語―日本の色絵フォグリー文アルバレルロはいかにして生まれたのか
英国マカートニー使節団と清朝の中国陶磁
インドネシア出土の肥前陶磁:40年の研究
中国青花磁器絵の筆法体系
明時代官窯青花磁器絵評価標準研究
著者等紹介
佐々木達夫[ササキタツオ]
1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科考古学専門課程博士課程単位取得退学。金沢大学教授、同学評議員・埋蔵文化財調査センター長を経て、金沢大学名誉教授、古代学協会理事、日本考古学会評議員。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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