内容説明
東日本の穀物栽培はどのように始まり展開していったのか。北海道・東北・関東・中部・沖縄の各地で縄文時代から平安時代、グスク時代までの100遺跡・45,000点を超える土器を対象とした、レプリカ法による土器圧痕の調査・研究成果を集成する。
目次
第1部 論考編(北海道島の植物利用状況と続縄文文化;東北地方と関東地方の農耕の様相;自然科学的分析と農耕問題;東北地方の土器と集落)
第2部 調査編
総論 東日本における穀物栽培開始期の諸問題
著者等紹介
設楽博己[シタラヒロミ]
1956年群馬県生まれ。静岡大学人文学部卒業後、筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程単位取得退学。国立歴史民俗博物館考古研究部助手、同助教授、駒澤大学文学部助教授、同教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、同名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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