出版社内容情報
歴史を彩る、名刀と名将の物語。
皇位継承の証として行われる「剣璽等承継の儀」に用いられる神剣など皇室と刀剣にまつわる話題や、歴史に残る著名武将と名刀に秘められた様々な逸話を、膨大な史料と豊かな学識から明らかにした碩学畢生の名著が、より読みやすくなって復活。
内容説明
皇位継承の証として行われる「剣璽等承継の儀」に用いられる神剣など皇室と刀剣にまつわる話題や、歴史に残る著名武将と名刀に秘められた様々な逸話を、膨大な史料と豊かな学識から明らかにした碩学畢生の名著が、より読みやすくなって復活!!
目次
皇位と神剣
天皇のお守り刀
皇太子の壺切剣
平家の小烏丸
北条時頼の鬼丸
武田家の名刀
上杉謙信の愛刀
豊臣秀吉のコレクション
伊達政宗自慢の業物
加藤清正の槍と刀
著者等紹介
福永酔剣[フクナガスイケン]
医学博士。元熊本大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えぬ氏もわるよのぉ
7
著者は本業は医学博士だが、刀剣研究家として有名。著作も多いが絶版になったものも多い。本書も35年ぶりに復刊した。ただし紙数の都合からか割愛されている章もある。 名刀には由緒がつきものだが、文献によって食い違うことが書いてあるのがしばしば。それらを突き合わせて考察している。平家重代の宝刀「小烏丸」は現存するのは古文献に出てくるものとは別物らしい(つまり偽物?)とか興味深い。 それにしても、ハバキをババキと誤植しているところが何か所もあるのは、どういうことだろう。2023/05/14
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