内容説明
仏教考古学からわかることとは何か?インドや日本の仏教遺跡の発掘調査や出土した遺物の研究から、仏教の歴史や人々の信仰を紐解く。
目次
1 仏教考古学への招待(仏教史研究と考古学;仏教考古学の資料;資料の調査とその活用;寺院の調査;塔婆の調査;仏像・仏具の調査;経塚の調査;墳墓の調査;墓標の調査;主要文献案内)
2 仏教考古学の構想(仏教考古学概論;仏教考古学の歴史;釈迦の故郷を掘る;法華経と考古学)
3 礼拝の対象(仏足跡信仰の流伝;仏足跡礼拝の様態;「経塚」の概念;埋経の源流;天徳四年の紀年銘瓦経を巡る問題;仏像礼賛;富士山信仰と考古学;富士山と仏教の考古学)
著者等紹介
坂詰秀一[サカズメヒデイチ]
1936年東京生まれ。1960年立正大学大学院文学研究科(国史学専攻)修士課程修了。現在、立正大学特別栄誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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