内容説明
巨匠水心子正秀の全貌を解明した幻の名著を復刻。復古の鍛法により刀剣史上に“新々刀期”という新世界を開拓した名工水心子正秀をはじめ、その系列の直胤・正義・一秀など新々刀期の名工100人を多数の押形を示して詳細に解説。さらに正秀の生涯や著作のすべてを収録してその全容を明らかにした画期的大著が約40年ぶりによみがえる。
目次
正秀の郷土 附・秋元永朝
正秀の出府まで
刀剣書に見る正秀および師伝系譜
正秀の作風および銘 附・銘の変遷
作刀依頼者および合作銘と截断銘
正秀の門人
正秀および直胤の後裔
正秀の墓について
著書および伝書の解説
刀剣弁疑
刀剣実用論
刀剣実用論後編
鋳錬鍛挫略弁
剣工秘伝志
造刀心得之伝書
冷温意得之伝書
正秀書簡集
押型図録編
著者等紹介
黒江二郎[クロエジロウ]
大正4年(1915)山形県に生まれる。昭和14年(1939)東京高等歯科医学校(現・東京医科歯科大学)卒業。昭和35年(1960)医学博士。平成10年(1998)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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