ヒトはなぜ海を越えたのか―オセアニア考古学の挑戦

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ヒトはなぜ海を越えたのか―オセアニア考古学の挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784639027034
  • NDC分類 270
  • Cコード C0022

内容説明

篠遠喜彦が発展に大きく寄与したポリネシアの考古学と人類学。現時点での到達点と、今後に向けての指針を、さまざまな視点、手法を用いてまとめた、過去と未来をつなぐ一書ここに完成!!

目次

第1章 ポリネシア人拡散のはじまり(ポリネシア考古学のパイオニア・篠遠喜彦;釣り針による編年研究;ポリネシア人の拡散モデル―エモリー・篠遠仮説)
第2章 オセアニアへの拡がり(ラピタ人とポリネシア人;ポリネシア内移動年代の修正と新モデル;オセアニアへの人類移住と海洋適応)
第3章 航海とカヌー(ハワイからタヒチへ―ホクレア号の復元航海;ミクロネシアのカヌーづくりの伝統;オセアニアの航海術)
第4章 ポリネシア人とはなにか―アジアとのつながり(ポリネシア人はアジア人なり;アジアから持ち込んだ動物と植物;オセアニアの「貝斧」と「石斧」―人の行動の柔軟性と多様性)
第5章 オセアニアの文化遺産と考古学(篠遠喜彦の遺跡復元・保存活動;ビジョップ博物館にみるハワイの脱植民地主義―博物館、考古学、先住民運動をめぐる一考察;オセアニアの世界文化遺産)

著者等紹介

秋道智彌[アキミチトモヤ]
1946年京都府生まれ。専門は生態人類学。東京大学理学系大学院人類学博士課程単位修得。理学博士。現在、山梨県立富士山世界遺産センター・所長。総合地球環境学研究所・国立民族学博物館・名誉教授

印東道子[イントウミチコ]
東京都生まれ。専門はオセアニア考古学・人類学。ニュージーランド・オタゴ大学大学院修士・博士課程修了。Ph.D.(人類学)。現在、国立民族学博物館・総合研究大学院大学・名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぞだぐぁ

1
2017年に亡くなったポリネシア考古学の大家、篠遠善彦を惜しみオセアニアをテーマにした考古学・文化人類学・言語学・博物館資料論等についての論文集。主要な執筆者の一人の講義を大学で受けていた(出来が悪い学生ではあったが……)ので、その時に聞いたことが結構思い出されたり、あれはああいうことだったのかと今更になって腑に落ちたりした。2020/06/08

あらい/にったのひと

0
オセアニア及びポリネシアの考古学だけでなく、拡散史として面白い本でした。SFなんかにも応用が効きそうな気がします。拡大は一定ペースではなく停滞期があったり、逆方向にも人の移動があったり。通説が新しい発見により変化していくのも掲載されているので、そこもまたいいですね。中程にあるポエミーなやつを除いて概ね楽しく読めました。各節が比較的短くまとまっているので、ちょいちょい読んでいくスタイルにも適合するし、まとめて読んでも当然よいです。いや、いい本でした。2023/01/05

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