内容説明
福神大黒天はいかにしてつくられたか。日本で大黒天として施福の神となった、インドの暗黒・戦闘の神マハーカーラ。大黒天像の拳印・女握り・宝棒・小槌・袋・米俵は、何を表現しているのか。大黒天の諸相をあきらかにする。笹間良彦の「信仰と俗信」シリーズ第3弾!
目次
第1章 大黒天とは
第2章 日本の大黒天の諸相
第3章 マハーカーラとしての大黒天
第4章 日本の大黒天の像容
第5章 大黒天に関連するもの
第6章 大黒天に関係のある神々
第7章 七福神
著者等紹介
笹間良彦[ササマヨシヒコ]
1916年、東京に生まれる。文学博士。日本甲冑武具歴史研究会会長を務め、著書多数。緻密な取材、調査からなる文筆とともに、詳細に描かれたイラストは臨場感を伴いながら、写真では再現できない時代を描写することで定評がある。2005年11月逝去。享年89(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。