内容説明
「末法」の世、乱世動乱の時代に親鸞の妻として、宗教弾圧「承元の法難」での親鸞流罪を堪え忍び、六人の子たちを育て、常に浄土の信仰を持ち続けて九十年の生涯を終えた恵信尼の足跡をたずねる。
目次
その夫・親鸞の行動
堂僧としての親鸞
念仏断罪の嵐
女性の往生・成仏
性と戒律
性と妻帯の問題
親鸞の妻は何人か
その妻・恵信尼の謎
出会いの時をもとめて
親鸞と善鸞―親子義絶の問題(付・善鸞義絶状全文)
恵信尼の信仰と生活
妻・恵信尼との愛情物語
親鸞とその妻・恵信
恵信尼の手紙(全)
著者等紹介
仁科龍[ニシナリュウ]
1940年(昭和15)新潟に生まれる。早稲田大学文学部国文学科卒。作家・評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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