内容説明
釈迦最期の時―涅槃の場で語られる仏教の未来図。釈迦入滅後の破戒比丘たちの出現と教団の危機、フン族王ミヒラクラ(蓮華面)によるガンダーラ仏教への弾圧と破壊の地獄絵を予言する経典全文を初めて現代語に翻訳する。
目次
現代語訳 蓮華面経
解説(経典のテキストについて;翻訳者・那連提耶舎のこと;蓮華面・ミヒラクラのこと;仏僧・宋雲ミヒラクラと会う;経典の成立;経典の語るもの;経典の作者は?―仮説;参考・現代語訳 法滅尽経;追記―ミヒラクラに関する別伝;『蓮華面経』のその後)
著者等紹介
仁科龍[ニシナリュウ]
1940年(昭和15)新潟に生まれる。早稲田大学文学部卒。作家・評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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