内容説明
「芸能と芸道」が根幹を成す日本の伝統文化。その独自性と普遍性を第一線で活躍する専門家が実演をまじえて解説する公開連続講座。下巻のテーマは「生命の更新」。人は芸能に参加することで、神と交流するだけでなく死と生を体験し生まれ変わる。芸能や芸道を通して日本人の伝統的価値観を知る。―“体験する芸能史”の第二弾!
目次
1 始まりは神祭り(芸能;芸道)
2 日本人の信仰の姿がみえてくる(聖と俗;神と仏;語ると話す)
3 日本文化の独自性と普遍性(神を取り込む独自性;人中心に向かう普遍性)
著者等紹介
田口章子[タグチアキコ]
京都造形芸術大学教授。文学博士(学習院大学)。『江戸時代の歌舞伎役者』で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。研究テーマは歌舞伎を中心とした伝統芸能、芸能・芸道をキーワードに日本文化論を展開。伝統芸能公演の企画にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。