内容説明
入浴の歴史、浴槽・浴場の歴史、そして銭湯の歴史。身近でも知らないことの多いこれらの歴史を、文献史料や先行研究を駆使しまとめた一書。湯屋の設備や道具、湯屋の風俗やその組合や、入浴にまつわる道具の様々などをまとめる。
目次
第1章 入浴史(入浴の習性と水浴;入浴と裸体 ほか)
第2章 浴場史(石風呂・釜風呂;風呂の様式 ほか)
第3章 銭湯史(湯屋・銭湯;湯女風呂 ほか)
第4章 入浴雑考(湯屋の設備・備品・その他;湯屋の風俗 ほか)
著者等紹介
中野栄三[ナカノエイゾウ]
近世庶民風俗研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yukari
1
よい!昔の蒸風呂は今でいうサウナ!材料、浴後の快感など、蒸風呂とサウナはかなり似ている。熱した石に水をかけ蒸気を発生させるのはロウリュ、内部に草を敷き芳香たたせるのはアロマ、汗をかいたあと冷水を浴びると「何ともいわれない、力の抜けた爽快さからしだいに身も軽々と活動力がわいて出る気持ち」はととのい!なんだ~昔の日本人もととのっていたのか~とうれしい気持ちになった。加えて、岩風呂、竃風呂など色んなタイプの蒸風呂があったと知り、体験してみたくなった。海外のサウナばかりに目を向けがちだけど、日本の蒸風呂も面白い。2017/07/12
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