内容説明
歌舞伎などの、非常に多くの演目で扱われている敵討。復讐心からの行動だった敵討。様々な規則が設けられた江戸時代を中心に日本人の決闘模様を浮き彫りにする。敵討という行為を通じ日本人の精神に思いを馳せる一書。
目次
第1章 敵討の背景
第2章 記紀の敵討
第3章 中古の敵討
第4章 近古の敵討
第5章 江戸時代の敵討
第6章 明治の敵討
著者等紹介
大隈三好[オオクマミヨシ]
1906年佐賀県に生まれる。佐賀師範学校卒業。戦後作家生活に入る。サンデー毎日大衆文芸賞、第5回小説新潮賞を受賞。作家として培った視点を生かし歴史研究にも邁進する。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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