内容説明
香りを芸道にまで昇華させた日本独自の伝統文化「香道」。悠久のときの流れのなかで醸成された香りの世界に遊び、知性と教養と感性をみがく「香」と「香道」の手引き書。
目次
第1部 香りの世界へ(香道へのいざない;伝統的な香りの文化―聞香雑俎;香木の種類 ほか)
第2部 香道入門―香道とは(香席について;名香について;香道具 ほか)
第3部 香道の世界(香道の成立と歴史;香道にもおよぶ和歌・特に連歌の流れ;香道の流派 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TheWho
11
太平記の婆娑羅大名として有名な佐々木道誉が、香道の始祖であることや、蘭奢待程度の知識しかなかった所、酒の席で香道をやっている友人と香道の事が話題となり、香りを聞き分ける芸術、古典に裏打ちされた香道の魅力の蘊蓄を聞かされた後に渡された1冊。特に興味があったのは、友人から聞いていた源氏物語等の古典を題材にして香りを楽しむと云う組香の手順等であり、総合的な芸術としての香道の仕組みであった。しかし全編余りにも専門的過ぎ、香道をやっていない身には、少々難しい1冊でした。2021/09/22
セディ
1
かなりいろいろ書かれていて初心者はちんぷんかんぷんになりそう。香道ってあまり習い事でも聞かないし、本もあまりなさそうだからこれくらいいろいろ書いてあったほうがいいのかも。2015/11/01
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