周易の研究―音占いから陰陽占いへ

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周易の研究―音占いから陰陽占いへ

  • 古賀 登【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784639023272
  • NDC分類 123.1
  • Cコード C3039

出版社内容情報

中国古代王朝の興亡と「周易」の変質――

殷・周文化交代期に生まれた易は揲筮(ちょうぜい)して出た数を音律にして瞽師(こし)に聴かせ、瞽師が想起した印象を王が占断する《音占い》であった。春秋時代に至り王朝の権威を回復するために生まれた易が陰陽二爻を組み合わせた八卦・六十四卦による《陰陽占い》である。その「周易」は戦国時代以降、人生論から宇宙論におよぶ壮大な中国固有の哲学体系へと変貌する。

《前編 音占い》

序 章 『周易』説卦伝の帝について
はじめに
1 『史記』五帝本紀の戦った帝は黄帝
2 五帝本紀の黄帝の生涯
3 「黄帝の生涯」と司馬遷のフィールドワーク
4 説卦伝の帝
結 び

第一章 周易説卦伝の八卦方位と音占い
はじめに
1 変通は四時より大なるはなし
2 堞筮の数
3 音占い
4 周原出土の数占の数は音律か35
  ―あわせて連山・帰蔵の存否を問う―
5 後天八卦の六十四卦と音律
6 八音と八卦と楽器
結 び

第二章 盲目のかたりべ瞽師
はじめに
1 瞽師の役割
2 六十四卦の卦名の由来
結 び

《後編 陰陽占い》

第一章 音占いの終焉と陰陽二爻の組み合わせ記号による易占
はじめに
1 王権の衰退による音占いの終焉
2 K・ヤスパースの枢軸時代の提案
3 遊牧民インパクトと自我の覚醒
4 『易(周易・易経)』と陰陽説
5 易経の六十四卦の排列について
6 陽・陰の組み合わせを見ての易占
結 び

第二章 周易に関連した俗信
はじめに
1 秦代にはあった「帰蔵」
2 甲子納音
結 び

 英文要旨

【著者紹介】
1926年神奈川県生まれ。2014年7月逝去。
早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。早稲田大学文学部教授、早稲田大学名誉教授を歴任。
[主要著書]『新唐書』(明徳出版 1971年)、『四川と長江文明』(東方書店 2003年)、『漢長安城と阡陌・県郷亭里制度』(1980年)、『神話と古代文化』(2004年)、『猿田彦と椿』(2006年)、『両税法成立史の研究』(2012年、以上雄山閣)など。

内容説明

殷・周文化交代期に生まれた易は〓筮(ちょうぜい)して出た数を音律にして瞽師(こし)に聴かせ、瞽師が想起した印象を王が占断する“音占い”であった。春秋時代に至り王朝の権威を回復するために生まれた易が陰陽二爻を組み合わせた八卦・六十四卦による“陰陽占い”である。その「周易」は戦国時代以降、人生論から宇宙論におよぶ壮大な中国固有の哲学体系へと変貌する。

目次

前編 音占い(『周易』説卦伝の帝について;周易説卦伝の八卦方位と音占い;盲目のかたりべ瞽師)
後編 陰陽占い(音占いの終焉と陰陽二爻の組み合わせ記号による易占;周易に関連した俗信)

著者等紹介

古賀登[コガノボル]
1926年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。早稲田大学文学部教授、同大学名誉教授を歴任。2014年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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