内容説明
手描き実測の霧を晴らす手引き書。イラストをふんだんに取り入れた土器実測法!視覚に訴える教科書!
目次
1 土器ってなに?
2 なぜ考古学では土器実測をおこなうの?
3 土器の観察の仕方は?
4 土器実測をおこなう前に必要な知識は?
5 土器にはどのような種類があるの?
6 土器実測に必要なものはなに?
7 自分にあった鉛筆は?
8 土器実更に入る準備と心構えは?
9 実測の手順は?どこから描くの?
10 実測以外の表現技術は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
14
図書館本。こんな本まで図書館にあるのか。同シリーズの石器は所蔵なかったけど。断面は少しやったことがあるけど、もう老眼でキャリパーの目盛りも見えないし、線はブレブレだし、観察眼もセンスも(ヤル気も)ないので知識としてお勉強してみた。考古学の学生さんはこれを学校で習うのね。頭が理解するのと手が動くのが連動してればいいんだけどね。私には難しいのよ。3Dスキャナーとか3Dプリンターがもっと普及したらこういうのも人間の仕事じゃなくなるんだろうな。人間の仕事はセットするだけ。これなら私にも出来るのに😅2021/12/05
まのん
2
大学じゃまともに説明してくれなかったから、本当にいい教師にやっと出会えた気分。専門用語も、細かいテクニックも、イラストでわかりやすく書かれています。2014/08/04
Mentyu
1
なかなか土器の実測をやれる機会がないので、今後のことを考えても見返して復習できる教材が手元にあったらいいなということで購入。非常に豊富なイラストと簡潔な説明で、書名通り本当に一度も実測をやったことがない人でも理解できるようになっている。色んなテクニックも紹介されているので実測はもう何回もやっているという人にもおすすめです。2014/08/19
遊動する旧石器人
1
土器の実測の教科書的書籍。自分が教わった実測法より詳しく丁寧に実測法が掲載されていた。自分が持ってない道具などもわかり、こうすればもっと良く実測図が書けるのかと感心した。2014/05/19