内容説明
南関東の弥生集落は水稲・畠作を基本的な生業とする、頻繁な移動を繰り返す集団によって、形成された。谷水田・炭化種実・石皿と磨石・集落の立地類型・集落と生産耕地の立地・重複住居の詳細な分析を通して実証。従来の弥生集落像に再考をせまる。
目次
第1章 研究の目的とその範囲
第2章 日本における集落研究の学史的検討
第3章 農耕集落分析のための方法論的検討
第4章 個別要素の検討
第5章 弥生時代集落の構造
第6章 総括と展望
著者等紹介
浜田晋介[ハマダシンスケ]
1959年神奈川県生まれ。日本大学文理学部卒。川崎市市民ミュージアム学芸員を経て、日本大学文理学部教授。博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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