内容説明
1万年あまり前、人類は未曾有の「温暖化」という環境変化を体験していた!日本列島で生活していた先史人類が、こうした劇的な「地球温暖化」のなかにあって、いかなる適応を遂げていったかを考古学的視点から考察する。
目次
序章
第1章 研究の背景
第2章 尖頭器石器群の再検討
第3章 石鏃出現期における狩猟具の様相
第4章 氷河時代終末期の生活空間論
第5章 氷河時代終末期の居住行動論
第6章 氷河時代終末期の狩猟活動論
終章
著者等紹介
藤山龍造[フジヤマリュウゾウ]
1977年11月生まれ。慶應義塾大学・文学部卒業。同大学大学院・文学研究科(後期博士課程)単位取得退学。博士(史学)。現在、日本学術振興会・特別研究員(PD)、明治大学・研究・知財戦略機構・客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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