初期国家形成過程の鉄器文化

初期国家形成過程の鉄器文化

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  • サイズ B5判/ページ数 300p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784639020745
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C3021

内容説明

弥生時代から古墳時代中期まで、日本列島出土の刀剣や農工具などの鉄器を対象とし、鍛冶遺構・生産遺跡から得られた情報をもとに、当時の社会情勢に育まれた鉄器文化を解明する。

目次

第1章 弥生時代鉄器文化の研究史をふりかえって(弥生時代鉄器研究の曙;日本列島における鉄・鉄器生産とその技術論;日本列島における鉄器の地域性と普及論)
第2章 弥生時代鉄器文化論(分割された剣;鋳造鉄器破片の普及;弥生時代鉄器の地域性;鉄造鉄器生産技術の格差と鉄器文化の地域性)
第3章 古墳時代鉄器文化論(古墳時代成立期の鉄器をめぐって;有肩鉄斧からみた古墳時代の鉄器生産;各種副葬鉄器の共伴関係とその変遷;祭祀遺跡において消費される鉄―鉄の価値をめぐって)
第4章 弥生・古墳時代の鉄器生産論(弥生時代における鉄器生産の様相;古墳時代における鉄器生産の様相;弥生・古墳時代の鉄器生産の展開)
第5章 初期国家形成過程の鉄器文化の特質(弥生時代における鉄器の交易と流通;古墳時代における鉄器の流通と展開;初期国家形成過程の鉄器文化)

著者等紹介

野島永[ノジマヒサシ]
1964年京都府生まれ。1988年広島大学文学部卒業。1990年広島大学大学院文学研究科修了。1990年(財)京都府埋蔵文化財調査研究センター。2004年広島大学大学院文学研究科准教授(博士(文学))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

1
2009年初版。博士論文を本にしたもの。基本的にこれまで書いた論文が基本となっている。ただ、既出論文が基本であるため、各章の繋ぎが厳しいところもある。あと、図版がデジタルのせいか、粗くなっているのが、もったいない。定価12,600円。なかなか手が出る値段ではないので、特価本で購入。2011/04/18

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