内容説明
6世紀以降、特異な展開をみせた海洋民オホーツク人とは一体何か?考古資料、文献さらに鍛冶業などからオホーツク文化を極東世界の中に位置づける。
目次
第1部 オホーツク文化論(オホーツク文化とは何か;オホーツク文化の展開と地域差;極東民族史におけるオホーツク文化の位置 ほか)
第2部 擦文文化論(擦文文化成立における墳丘墓の意義;墓制からみた擦文文化;本州北端部は擦文文化圏にふくまれるか)
第3部 オホーツク・擦文・アイヌ文化期の鍛冶と幕末道南地方の冶金業(古代北海道における冶金;オホーツク社会のメタル・インダストリーに関する基礎的考察;アイヌ社会における鍛冶の問題―千歳市ユカンボシC2遺跡を中心に ほか)
著者等紹介
天野哲也[アマノテツヤ]
1947年9月13日京都市に生まれる。1971年同志社大学文学部文化史学科卒業。1978年北海道大学文学研究科博士課程退学。現在、北海道大学総合博物館/理学研究院教授。極東民族史を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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