- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
内容説明
100年前のイギリス社交界を魅了した霧の画家・牧野義雄。描かれたロンドンを歩く。
目次
第1章 シティ
第2章 ウエスト・エンド
第3章 パレス
第4章 ウエストミンスター
第5章 ケンジントン
第6章 チェルシー
著者等紹介
恒松郁生[ツネマツイクオ]
崇城大学教授、同大学図書館長、ロンドン漱石記念館館長、翻訳家。1951年鹿児島生。桜美林大学文学部英語英米文学科卒業。74年渡米。84年ロンドン漱石記念館設立。2004年より日本で教鞭をとる。専門は日英文化交流史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
4
牧野が描いた風景と、同じ場所を同じアングルで撮った現在の写真、あるいは20世紀初頭に撮られた写真と並べて見ることができて楽しい。当時のロンドンで牧野と交わった人々についての興味深いエピソードも。2019/04/13
5
3
"霧の画家"と謳われた牧野義雄の絵をどうしても見たくて。いやはや、息を呑む美しさ。写真と対比すれば一目瞭然の正確無比な線は、独特のぼかしによって抒情的/幻想的な線になる。倫敦を愛していたからこそ、倫敦の景色に倫敦の空気を織り交ぜて描いたのだと思う。2015/02/19