内容説明
世界でも最古で独自な生産と考えられる朝鮮の絹の考証、およびシルクロードを通しての盛んな交易を、古代～中世にわたって論ずる。
目次
第１章 朝鮮の絹の起源（文献史料で見た朝鮮の養蚕；考古学的資料を通じて見た朝鮮の養蚕；朝鮮蚕に関する品種的考察）
第２章 朝鮮の絹の特徴（楽浪の絹；文献から見た朝鮮絹の特徴；朝鮮の独特な絹）
第３章 朝鮮中世期の絹とシルクロード（三国期の絹とシルクロード；シルクロードの日本列島への拡張；渤海と後期新羅期のシルクロードと貿易；高麗の絹生産とシルクロード）
付録 ６～７世紀の高句麗‐突厥関係（突厥史の概観および高句麗‐突厥の歴史的背景；６０７年、啓民帳幕への使臣派遣；７世紀中葉、サマルカンドへの使臣派遣）
著者等紹介
〓喜勝［ゾォヒスン］
１９５２年７月１０日岡山県倉敷市で出生。金日成総合大学歴史学部朝鮮史科卒業。社会科学院研究員（四年制学士班）卒業。社会科学院博士院（三年制博士班）卒業。現在、教授・博士、社会科学院歴史研究所所長
金洪圭［キムホンギュ］
１９２８年５月６日朝鮮慶尚北道にて出生。１９５３年３月広島文理科大学文学部史学科卒。１９６２年３月京都大学旧制大学院卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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