当世具足の兜の立て物―そのデザインと機能

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当世具足の兜の立て物―そのデザインと機能

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  • サイズ A5判/ページ数 329p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784639019848
  • NDC分類 756.7
  • Cコード C3021

内容説明

戦国時代から幕末にかけて数多く製作された、さまざまなスタイルの甲冑のなかでも、兜につけられた、前立て、脇立て、頭立て、後立て等の立て物に注目し、そのデザイン、ファッション性と機能について、実例を取り上げて、立て物自体が持ち合わせている合印(ID標識)として役割、ステイタス・シンボル、あるいは、祈願の対象としての意味を国内・海外の貴重な資料も参考にとりあげつつ、わかりやすく解説する。

目次

信濃国清水寺の古式「鍬形」(くわがた)とそのデザインの影響
復古調の大円山星兜につけた「長鍬形」(ながくわがた)の前立て
『集古十種』の「武田信玄前立物図」による獅噛(しかみ)の前立て
不動明王の変化身「倶利迦羅龍王」(くりからりゅうおう)の前立て
国芳の版画に描かれた「飛龍」(ひりゅう)の前立てとその実例
兜の装飾として用いられた「向鉢巻」(むこうはちまき)のデザイン
不動明王とともに渡来した「火焔」(くわえん)を表した前立て
軍陣の指揮具「采配」(さいはい)を模した前立て
山岳宗教の修験道にゆらいする「烏天狗」(からすてんぐ)の前立て
山岳修行者が持つ「錫杖」(しゃくじょう)を模した前立てと頭立て〔ほか〕

著者等紹介

土井輝生[ドイテルオ]
弁護士(第二東京弁護士会所属事務所:柏木総合法律事務所)。早稲田大学名誉教授。(社)日本甲冑武具研究保存会参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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なつきネコ@人間に化けてます

1
日本人にオシャレ心は凄い。古い鍬形に初め、江戸期の立て物まで。私としては、家門系の桔梗、家の家門の下がり藤の単純なカッコヨサや、仏具の凝った感じが好み。特に凄いのは飛竜の前立てや鳳凰の前立てだな。なかなかな好資料だ。しかし、立て物と言いながら前立ぐらいで後立、脇立などがないのがマイナスかな。2014/03/21

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