出版社内容情報
同族団のシンボルとして内緑的・外緑的密儀を護るべく伝承されてきた文様に迫る。 目次 「詞の造型」と異界の意味 倭文布に借定される異界の構図 路子工と順弥山 仁王会〓風における聖樹下聖獣文
内容説明
王権を表象する淵源はどこにあるのか?ときには肌に刻まれ、死を賭して同族団のシンボルとして内縁的・外縁的密儀を護るべく伝承されてきたさまざまな文様について、その厳粛な歴史的構造を剔抉しながら原像に迫る力編。
目次
序章 「詞の造型」と「異界の意味」
第1章 倭文布に措定される異界の構図
第2章 路子工と須弥山
第3章 仁王会屏風における聖樹下聖獣文
第4章 隼人楯「鉤」文様
第5章 郁子と息長氏
終章