出版社内容情報
被差別民，漂泊民，女性抑圧などの諸問題を手がかりに，近代の「暗部」を照射する周縁民衆史の試み。 目次 日本近代史研究の新しい波 民衆世界と差別 （被差別民／漂泊民／性文化の転換） 文明の〈まなざし〉（「国民的」身体の創出【ほか】）
内容説明
近代の「国民国家」が不可視化してきたエスニシティとジェンダーへの視点。被差別民、漂泊民、女性抑圧などの諸問題を手がかりに、近代の「暗部」を照射する周縁民衆史の試み。
目次
第１部 民衆世界と差別（被差別民；漂泊民；性文化の転換）
第２部 文明の「まなざし」（「国民的」身体の創出―「裸体」禁止令を中心に；民衆運動のなかの「暴力」；「時間」の習俗）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しじま・炎のラニーナchang
1
1800年代の性風俗の再編、近代化の〈まなざし〉ってほんとにちゃんとやらなきゃいけなくてえ……という気持ちにさせられた、が、修論の主題ではない。引き摺られすぎないように。ねる。2024/11/28
