出版社内容情報
『厚生新編』とは江戸末期に幕府が行った翻訳事業で原本は蘭語の家庭百科事典ともいうべきもの。天文地学・鉱物・動植物・医療等が要領よくまとめてある。 目次 〔研究編〕『厚生新編』 『厚生新編』の翻訳の構図 『翻刻編』76項目
内容説明
現代に通じる明治時代以前最大の翻訳書。『厚生新編』とはショメルの家庭百科事典のオランダ語訳を、大槻玄沢らの蘭学者が、江戸幕府の命で文化8年から四半世紀以上を費やして訳したもので、天文地学・鉱物・植物・動物・医学など幅広く書かれており、当時の西洋事情、文化を研究する上できわめて貴重な史料。
目次
1 研究編(『厚生新編』翻訳の歴史的背景;『厚生新編』の翻訳の構図)
2 翻刻編