出版社内容情報
国内・外における文明の成立と展開の様相を,考古学を中心に,幅広い分野から世界的規模で考察する。 目次 人類史と日本文化の基層(手の獲得/壺棺再葬墓研究の足跡【ほか】 国家形成期の日本(胴部に小孔のある壺/飛鳥の都市景観【ほか】) ユーラシアの古代世界
内容説明
国内・外における文明の成立と発展の様相を、考古学を中心に幅広い分野から世界的規模で考察する。20世紀考古学の総括と新構想。
目次
1 人類史と日本文化の基層(手の獲得;中緯度温帯草原の指揮狩猟民;旧石器時代のブロックの形成過程について ほか)
2 国家形成期の日本(胴部に小孔のある壼;鍬形石の誕生―かたちの系譜;古墳時代初頭前後の佐賀平野―集落の変貌とその画期;森将軍塚古墳の周辺 ほか)
3 ユーラシアの古代世界(中国東北地方の先史時代漁撈復元;後漢の鏡と3世紀の鏡―楽浪出土鏡の評価と踏返し鏡;靺鞨文化の年代と地域性 ほか)