出版社内容情報
万葉集中異色の華,筑紫万葉の世界を,第一線の25名の研究者が説きすすめ,よみがえらせる。 目次 大宰府・鴻臚館・観世音寺 万葉梅花の宴 山上憶良の思想と文学 報凶問歌と日本挽歌 嘉摩三部作 筑前志賀白水郎歌 大伴旅人と吉田宜【ほか】
目次
序 遠のみかど―筑紫万葉
大宰府・鴻臚館・観世音寺
万葉梅花の宴
山上憶良の思想と文学
斉明天皇の筑紫西下と万葉歌
万葉集筑紫歌壇
報凶問歌と日本挽歌
嘉摩三部作
筑前志賀白水郎歌
神功皇后伝承と万葉歌
帥老派の文学―松浦川に遊ぶ
大伴旅人と吉田宜
松浦佐用姫
坂上郎女の筑紫下向
書殿での送別歌
熊凝のためにその志を述ぶる歌
大宰府圏の歌人たち
蘆城の駅家
貧窮問答のなりたち
遣新羅使と筑紫―筑紫の山々
筑紫万葉の作者未詳歌
族を喩す歌
東歌・防人歌と筑紫
男子の名を古日といふに恋ふる歌
好去好来の歌
万葉集を訓むための国語学
万葉集と民俗学―鎮懐石の歌をめぐって
万葉歌碑探訪―志賀島・能古島
万葉歌碑探訪―太宰府