出版社内容情報
発掘現場から樹種同定までのすべての行程・方法・留意点について解説,樹種同定の文献リストを収録。 目次 古材の樹種同定研究史 ヒノキを用いた年輪年代法の現状 古材の樹種同定研究法 加工木にみる古代の木材利用 自然木による古植生の復元
内容説明
近年の膨大な発掘遺物の研究には自然科学分野の協力、応用がますます必要になってきている。しかし出土木製品は発掘後の処理が厄介なためか、他の遺物に比べやや軽視されてきたきらいがある。本書は発掘現場から樹種同定までのすべての行程・方法・留意点について解説し、樹種同定に関する文献リストを収録する。
目次
1 文献からみた古材の樹種同定研究史
2 ヒノキを用いた日本における年輪年代法の現状
3 古材の樹種同定研究法
4 加工木にみる古代の木材利用
5 自然木による古植生の復元