出版社内容情報
国内及び世界各地の考古学的調査成果を踏まえ,より広い視野から人類史構築をめざす気鋭の論集。 目次 稲作受容期における中部瀬戸内地域の遺跡の動向 「三種の神宝」の周辺 石釧研究序説 善光寺平南部の飾り馬具 西ネパール・チョコパニ遺跡【ほか】
内容説明
国内はもとより、世界各地の考古学的調査成果を踏まえ、より広い視野から人類史構築をめざす気鋭の論集。新技術による成果を積極的にとり入れつつ、比較考古学の視点から、自然と人間生活の関係を追求する斬新な試み!
目次
稲作受容期における中部瀬戸内地域の遺跡の動向
沖縄先史時代における漁撈活動についての予察―ナンヨウブダイの体長復元をもとに
「三種の神宝」の周辺
石釧研究序説
頭椎大刀の編年に関する一考察
常陸地方における方形周溝墓をめぐって
建築遺構出土の炭化木材の性格について
マレック覚え書
善光寺平南部の飾り馬具―長野市竹原笹塚古墳例を中心として
マンサナーレス川下流域出土のベル・ビーカーについて
アルタイ地方の旧石器遺跡について
東南アジアにおける中石器時代の埋葬―ホアビニアンの事例を中心に
西ネパール、チョコパニ遺跡の旅
タペ・サンギ・チャハマック遺跡にみる祭祀空間と土偶
シベリア、イギチェイスキー・ログ1遺跡について