出版社内容情報
東南アジア,とくにタイにおける主要仏教遺跡を写真を主として通覧し,仏教文化の流伝を生々と伝える。 目次 大陸部東南アジア歴史の概要 タイの歴史の概要 タイの遺跡の建築上の特長 タイの遺跡写真集 タイの工芸美術 〔付録〕タイ仏像の名称【ほか】
内容説明
生き生きとした楽しい写真、東南アジアの、仏教の素顔については意外なほど知られていない。タイは仏教が生活のなかに息づいている仏教国である。本書は、そんなタイに魅せられて、5年間にわたって現地を訪れては、文字通り手さぐりで仏教遺跡を廻り、仏像をはじめ美術工芸品を撮った写真集である。日本仏教の源流に想いを馳せるとき、シルクロード経由の北伝仏教に対して、インドより東南アジア諸国に流伝した南伝仏教の実態については意外と知られていない。しかし、日本仏教の初期的展開について考えるとき南伝仏教についての理解が不可欠であることに気付く。
目次
1 大陸部東南アジア歴史の概要
2 タイの歴史の概要(1 ドワラヴァティ時代;2 シュリーヴィジャヤ時代;3 ロッブリー時代;4 チェンセン時代;5 スコータイ時代;6 ウートン時代;7 アユタヤ時代;8 バンコック時代)
3 タイの遺跡の建築上の特徴
4 タイの遺跡(写真)(1 ピーマイ遺跡;2 ロッブリー遺跡;3 スコータイ遺跡;4 チャリエン遺跡;5 シー・サッチャナライ遺跡;6 カンペンペット遺跡;7 ランプーン遺跡;8 チェンマイ遺跡;9 アユタヤ遺跡;10 ラテライト)
5 タイの工芸美術(1 ドワラヴァテイ時代;2 シュリーヴィジャヤ時代;3 クメール時代;4 ロッブリー時代;5 チェンセン時代;6 ハリプンジャヤ時代;7 スコータイ時代;8 ウートン時代;9 アユタヤ時代)