出版社内容情報
総説 石製模造品（種類／年代／分布） 土製模造品（種類／意義） 木製模造品（研究／種類と年代／祭祀の推定／性格） 金属製模造品 祭祀と土器 子持勾玉（従来の研究／形式／性格） 土馬（研究略史／形態／意義） 人形 祭祀と土器 祭器
感想・レビュー
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マロソ
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大場磐雄責任編集による、神道考古学講座シリーズ第三巻・原始神道期二。古墳時代~奈良時代後世に見出される祭祀遺物を種類毎に執筆者が概説。古墳時代の祭祀を語る上で、残存状況や事例の多さから石製模造品や土製模造品が主となってきた感があるが、木製・金属模造品、更には土器集積など今まで個別として扱ってきた諸研究をそろそろ合体させて考える必要がある頃なのかなと。特に、時代によってもその意味の変遷は石製模造品の粗雑化や鉄の入手のしやすさなど変遷しているはず(埴輪祭祀など端的な例)。2012/07/16
