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内容説明
ボブ・ディランが2016年度のノーベル文学賞を受賞したというニュースは世界中を驚かせた。ハーバード大学の古典文学の教授で、ディラン・マニアでもあるリチャード・トーマスは、ディランの詩について教える講義を行っている。本書では、ディランの詩を解読しながら、彼の作品と時代との関係性、そして「何が『古典』たり得るのか?」という本質的な疑問に迫っていく。
目次
第1章 なぜボブ・ディランが重要なのか
第2章 トゥゲザー・スルー・ライフ
第3章 ディランと古代ローマ:「そこで私は生まれた」
第4章 「万物の発する霊気を感じる」:ディランが自伝で語ること
第5章 引用の始まり:「俺の恋は、まるでヴェルレーヌとランボーのよう」
第6章 「天からの授かり物が戻ってきた」:「タイム・アウト・オブ・マインド」、そしてその後
第7章 円熟した詩人は盗む:ウェルギリウスとディラン、古典を生み出すということ
第8章 現代、そして世界が放つ古代の灯り:ディラン、ホメロスになる
第9章 ショーこそが命:ディランのパフォーマンス
終章 ノーベル文学賞授賞式、欠席
著者等紹介
トーマス,リチャード・F.[トーマス,リチャードF.] [Thomas,Richard F.]
ハーバード大学、ジョージ・マーティン・レーン記念古典文学教授であり、またボブ・ディラン研究の権威である。ハーバード大学新入生向けのボブ・ディラン講義を主宰。米マサチューセッツ州ニュートン在住
萩原健太[ハギワラケンタ]
1956年、埼玉県生まれ。音楽評論家、ディスクジョッキー
森本美樹[モリモトミキ]
翻訳家。日本郵船(株)勤務の後、英国と米国に18年在住。その間、欧州各国および全米を歴訪(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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